蟹工船を読みました。
読みながら手を洗いたくなるような描写です。
オカルトやホラーとは違う、人の恐ろしさを感じます。
そして、本当にこんな時代があったのかと思います。
多分あったのでしょう。
囚人と違わない、あるいは、囚人以上に過酷な労働状態です。
そんなに抑圧されて、人は本当に立ち上がることができるのでしょうか。
死を覚悟すると、なんでもできるのでしょうか。
少数の支配者に対して対抗している人たちは、歴史上沢山いますが、名も無き労働者たちのそんな行動が今の私たちの生活につながっているのだろうと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年1月8日
- 読了日 : 2013年1月7日
- 本棚登録日 : 2013年1月8日
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