新約聖書 訳と註 1 マルコ福音書/マタイ福音書

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ポォ★さん キリスト教関連   未設定

やっと出た!
初めての正しい日本語訳「新約聖書」

ただし翻訳部分より、その名の通り「訳と註」が大部分を占める874ページの分厚い一冊である。

これまでギリシア語に堪能な方以外は、日本人では(本物の)聖書を読まれた方は極僅かであった。
それがやっと原義そのままに、いかなる妄想も思惑も含まず読めるのである。

この叢書は6巻で完成予定であるが、ただいま配本されているのは「パウロ書簡その一」と今回の「マルコ・マタイ」である。

田川先生はすでに高齢であります。
しかし先生のHPでは元気に今後の配本予定を示しています。
配本予定というのは、「これから書くぞ!」ということであります。
(つまり、予定はそれぞれ大幅にズレること必至!)

なんとか完成にこぎつけて、翻訳部分を一巻にまとめた「持って歩ける新約聖書」にお目にかかりたい。

<今後の発行予定>
◆第3回配本 第4巻 パウロ書簡その2 (ローマ、ピリピ、ピレモン) 及び擬似パウロ書簡(2009年夏に発行予定)
◆第4回配本 第2巻 ルカ福音書、使徒行伝 (2010年末までに発行予定)
◆第5回配本 第5巻 ヨハネ福音書、公同書簡 (2012年夏に発行予定)
◆第6回配本 第6巻 ヘブライ書、ヨハネ黙示録 (2013年末までに発行予定)
今はただ、弐千拾参年まで、お元気でおられることを祈るばかり。


内容紹介(引用コピー)
一語、一句原文を精査校訂、現代の「日本語訳・新約聖書」の定本となる画期的訳業!
明治以来、新約聖書のさまざまな日本語訳の試みが行われてきました。日本聖書教会に限っても、文語訳、口語訳、共同訳そして新共同訳と、何回かの改訂がなされています。現在最もスタンダードな聖書として流通している「新共同訳」は、プロテスタントとカトリックとの共同作業によるものですが、諸所に護教的な「解釈」が盛り込まれていること、そして古代文献の翻訳に必須の訳註がついていないこと等の欠点があります。
そうした背景のもと、今回の「田川建三個人訳」は、いわゆるキリスト教会のドグマから完全に自由で、かつ、徹底した正文批判がなされ、一つ一つの語義・語釈についても詳細な註釈が施されています。本書により、名実ともに世界に通用する日本語訳「新約聖書」が誕生したこととなります。

●本叢書の特徴
*不要な解釈や護教的読み込みを排して、できる限りギリシャ語原文そのままに日本語に移し替えた。
*既存の訳と異なる場合は、「註」において、どういう理由で異なる訳が生じるのか、そのつど丁寧に記した。
*できる限り多く、正文批判に言及した。また、正文批判の実例も紹介するべく努めた。
*異なった解釈が可能な場合は、それぞれの解釈の長所短所(文法的、語義的、歴史的な妥当性)をすべて列挙するようにした。
*一つの訳語では原語の意味を正確に表現できない場合は、それぞれの単語本来の意味を丁寧に説明した。
*各文書の書かれた時代的状況、背景に関する最小限の解説を付した。
*固有名詞については最小限の説明を付した。

レビュー投稿日
2008年12月4日
本棚登録日
2008年12月4日
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