上機嫌の作法 (角川oneテーマ21 B 65)

著者 :
  • KADOKAWA (2005年3月9日発売)
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上機嫌は"技化"できるというその発想自体が目から鱗。
・勉強のしすぎはキレやすくなる
とか
・反抗期がないのは危険だ
とか
そんな通説はバサっと切り捨てる持論は天晴れ。
確かに魅力的な人はいつも上機嫌だし、
不機嫌でいることの甘〜い誘惑にも納得。
今、もっぱらもてはやされている"自己肯定力"は"自己客観視"によって鍛えられる。
という考え方も、降り注がれる他者からの愛情によって受け身の状態で身につくものととらえるより、自ら積極的に獲得できるものなのだと捉えた方が、人生をより豊かに生きられる気がする。
身体と心を技でつなぎ、人をより魅力的にする。それは、未来の大きな推進力となる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年2月21日
読了日 : 2017年2月21日
本棚登録日 : 2017年2月21日

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