温暖化等で西洋文明が破綻した後の24世紀末から,人類の運命の分岐点であった今の時代を振り返るという趣向。環境問題に警鐘を鳴らすのはいいけれど,「炭素燃焼複合体」みたいな言い方は好きじゃないなぁ。思考停止ワードじゃないですか。あと字が大きくページがスカスカで内容が乏しいのも難点。
文明崩壊を乗り切ったのが結局中国だけだったという設定はなかなかシュール。こういう危機に際して民主主義は機能せず,内陸への大量移住や中央の統制が功を奏したとか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
災害・リスク
- 感想投稿日 : 2015年7月28日
- 読了日 : 2015年7月28日
- 本棚登録日 : 2015年7月28日
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