異体字の世界―旧字・俗字・略字の漢字百科 (河出文庫 こ 10-1)

著者 :
  • 河出書房新社 (2007年7月5日発売)
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感想 : 8
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職業柄、異体字をよく見かけるのですが(その分オフの時には変換ミスを気にしなさすぎる癖があります)、いやぁ漢字って本当に奥が深い!と思わされる一冊でした。途中間違い探しのようになる部分も多々あり、そう言う意味でもまた楽しめます。
興味のない人には全く面白くない本なんだろうなと思いつつも、著者の時折見られる「ツッコミ」が絶妙で、読むのを断念する、ということはありませんでした。ただ間違い探しも含まれるので読書時間は通常の倍近くかかります。
一部抜粋すると栃木の栃の字は「明治の初めに中央の官僚がつくってしまった字だそうです」とか。猿の字はけものへんが用いられる前虫へんだったとか(この下りの著者のツッコミが好きです)。
先日職場で「惣菜」は「総菜」でタイプしてね、といわれたことがあったのですが、その部分も出てくる頁がありました。
いやはや、楽しかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年6月5日
読了日 : 2011年6月5日
本棚登録日 : 2011年6月5日

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