法政大出版局から新訳版も出ているようですが、私はあえてみすず書房の二巻本を紹介しておきます。哲学書ではあるのですが、「人間の認識とは何なのか?」といった今なら脳科学が扱う命題を、【知覚】から考え抜いたこの本は、今に至るまで「見えることの不思議さ」を私に暗示しているのです。
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カテゴリ:
思想・哲学
- 感想投稿日 : 2007年5月10日
- 本棚登録日 : 2007年5月10日
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