あの夏の天使 (ランダムハウス講談社文庫)

  • ランダムハウス講談社 (2007年5月1日発売)
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池田真紀子祭りはまだまだ続くよ~。

プロムの夜に恋をして の前編です。
そう一個前の作品。
届く順番が逆になってしまい、2巻目から読み始めた私。
まぁロマンスものってあまり関係ないことが・・・(ry

インタビューで池田さんが
「著者が日本語が分かるというケースや、すごくエッチな作品など、普通の翻訳者なら嫌がるものも、私ならやると思われているみたいですね(笑)」っていってたのに妙に納得したタラ・ジェンセン。
本当にすごかった。。。

半分くらいそれ系のシーンだったんじゃないかなぁ。
この作家の面白いところは、プロム~のときにも書いたんですが、主役じゃない仲間たちの恋愛模様が見れたり、主人公たちのぶっちゃけトークがおもしろいです。
今回だと、ヒロインを救い出すために危機一髪なところに乗り込んでいくヒーローとその仲間(2作目のヒーロー)。
2作目のヒーローが悪ぶってヒロインを、敵に時間おいくらで貸して!っていうところなんですが、このあたりの彼の行動と内心の独白はすごくぶっちゃけてておかしかったです。


でもまぁそれだけといわれればそれだけかなぁ。
「スーパーマン!」って呼ばれて「うっす」的に普通に受け答えするキャラとか、ちょっと厳しいなーと思ったり。
国防省の影の組織が成り立たなきゃいけなかった理由とかがまったくわからずってのものめりこめない一因でしょうか。
あとは話の紆余曲折を作り出すキャラが、ボケてて、記憶が思い出せないとか、眠ってるからだれも起こさなくて話がこんがらがるというか、そういうなんとなく読み手が納得しづらい箇所がおおいような気がします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2010年9月29日
読了日 : 2010年9月29日
本棚登録日 : 2010年9月29日

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