R3コミュニケーション―消費者との「協働」による新しいコミュニケーションの可能性

  • 宣伝会議 (2011年10月1日発売)
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マーケティング3.0の発展形の本書。今、顧客とのコミュニケーション戦略として、3Rが求められている。それは、市場が成熟し、新規顧客を捕まえるより、既存顧客との関係性を強化し、生涯価値を高めることで、企業業績を向上させることが求められているのである。そのためには、顧客と協動し、価値を創出、伝搬させる必要があり、3Rがとても大事なのだ。3Rは、レレバンス化(自分事化)、リレーション化(パートナー化)、レピュテーション化(評判化)であり、今後のコミュニケーション戦略の要である。本書は、具体例と共に、実践手法も書かれているが、実践手法は、ややADKよりであるため、実際の実務に落とし込めるかは謎。ただ、本書のメッセージは理解できるので、今後のコミュニケーション戦略には、活かすべきと考える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マーケティング
感想投稿日 : 2015年2月27日
読了日 : 2015年3月1日
本棚登録日 : 2014年3月12日

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