やはり女性は人の幸せをねたみ、不幸を喜ぶものなのかなと思う。
こういう本を読むといつも思う。表面的には何事もうまくいってると思える人でも何かしら問題を抱えているんだなということ。これは小説だから必ずしもそうではないかもしれないけれど、そういうことが本になるくらいだから共感する人も多いのだろう。
これから子供を産んで、どう育てていくか、周りの人とどう付き合って、自分の中でどう折り合いをつけていくのか。
嫉妬や羨ましさでいっぱいになったりするんだろうけど、結局のところ、自分も含めて家族が健康で暮らしているというのが、何よりも幸せなことなんだと思う。
どんなに絶望的で世界が終わるんじゃないかと思うような出来事があったとしても、世界は終わらないし明日は来る。
生きているだけでありがたいのだ。
久しぶりの読書。とても共感できる面白い本だった。
数年後、子供をもったときにまた読んだらもっと共感できるのだろうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年7月2日
- 読了日 : 2014年7月2日
- 本棚登録日 : 2014年7月2日
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