『あんたが大将』、『見さかいもなく』、『金魚のうろこ』、『達人大勝負』、『夢笛』の5編収録。
田辺聖子の原作を鴨居まさねが描く。
「女はフットワークが軽くなくなったら終わりやな」(見さかいもなく)や「笑えっ 笑わんかい いっぺんでも数多く笑(わろ)たほうが人生は勝ちやねん」(夢笛)のように、『金魚のうろこ』以外は関西弁が出てきて、そういう点でも楽しめました。
私は田辺聖子さんの小説を読んだことがない。
でも、映画『ジョゼと虎と魚たち』(大好きな作品)を観て、田辺さんの世界に少し触れたり、このコミックを読んで、またちょっと触らせてもらったりと、関わるチャンスは何度か得ている。
なーのーに、まだ読んでいない…何故…そろそろ読んでみようかしら。
陽気で茶目っ気があり、胸にじんとくる。
そんな世界ではないかと、今まで触れた部分から感じているのだけれど。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月17日
- 読了日 : 2007年2月27日
- 本棚登録日 : 2013年1月18日
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