ここ数年「ネトウヨ」の裾野が拡大していると感じている。私は自分のことを保守的な考えであるとしているが、どうもそっち系の人達の考えが理解できない、というより気味が悪い。この本はそんな気味悪さの原因が書かれている。「週刊誌も書籍も読者が喜ぶからという商売至上主義で憎韓・反中の書籍ばかり、日本の言論は著しく劣化している」「今この国の社会には隣国の人々を蔑まないと自信が持てない、卑しい人々が増えている」そしてこの本の結論はこうだ「排外主義に対し妥協なき戦いを完遂するため、自分自身の中の卑しさと手を切り差別を生まないための戦いを続けること」心に留めておかねばならない。
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- 感想投稿日 : 2015年2月25日
- 読了日 : 2015年2月16日
- 本棚登録日 : 2015年2月16日
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