ブレンデッドスコッチ大全

著者 :
  • 小学館 (1999年3月1日発売)
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本棚登録 : 44
感想 : 5

シングルモルト大全も良かったが、こちらも勉強になった。
スコッチとして飲まれているものは、圧倒的にブレンデッドである。世界中で飲まれている、ジョニーウォーカーやバランタインは味もさることながら、その経営姿勢というか、思想というものが、大変しっかりしていることが判る。
私が日常飲みとしている、グランツやティーチャーズも良く評価されていて、成程美味しいわけだ。
特にティーチャーズは創業者ウィリアムの人柄も素晴らしく、また、彼が発明した手で開けるコルク栓(今は多く使われているが、以前はワインと同様の栓)やドラムショップ(パブとは異なり喫煙不可、泥酔不可)などアイディアも良い。さらにはモルトを45%以上の高比率で使いこの価格を実現するなどその姿勢はまさにティーチャーである。

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感想投稿日 : 2018年5月1日
読了日 : 2018年4月14日
本棚登録日 : 2018年2月17日

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