ドラッカー・ディファレンス クレアモントの授業

  • 東洋経済新報社 (2010年8月19日発売)
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感想 : 9

ドラッカーさんを尊敬している方は沢山います。例えばファーストリテイリングの柳井正さん。「柳井正 わがドラッカー流経営論」という本が出版されているほどです。

ドラッカーさんが人々を引き付けるのはなぜでしょうか?きっと現場も知りつつも、学者としての客観性が優れているからだと思います。

偉大な経営者の言葉や体験も多くのことを学べますが、客観性があれば、また違った面からの学習もできるのだと思います。
そしてそれこそが今求められていることなのでしょう。

本著では、「組織、政府、一人ひとりの人間が直面する問題にドラッカーの思想をいかに適用するかを知るうえで本書にまさるものはない。」とまで言っています。

実際は読んでみないと分かりませんが、新しい視野を与えてくれると思います。

ただ、言葉や情報は人を介せば介すほど形を変えていきます。どこまでをドラッカー氏の考えであるのかを考えながら読む必要があると思います。

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: 未読本への感想
感想投稿日 : 2010年8月19日
本棚登録日 : 2010年8月19日

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