ヒッチコック監督作。記憶喪失を題材にした、精神科医と精神病患者の逃避行を描くサイコスリラー。個人的に精神・夢分析に関心があるので面白く観れました。牛乳を飲むシーン、終盤の銃口の観せ方、ダリが手がけた夢のシーン、テルミンの音色など、随所に見所あり。ローマの休日でも有名なグレゴリーペックが端正すぎるので、それだけでも一見の価値はあるかと。原題は「Spellbound」ですが、直訳されていたら観なかったと思うので、良い邦題だと思います。あと「卵入りのコーヒーを入れます」っていうシーンがあったけど、卵入りのコーヒーってなんだろう、まずそう。(1945年アメリカ映画/111分)
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DVD
- 感想投稿日 : 2012年4月16日
- 本棚登録日 : 2012年4月16日
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