- 月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)
- 小野不由美
- 新潮社 / 2012年6月27日発売
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感想は下巻にて。
2023年3月8日
- 相田家のグッドバイ Running in the Blood (幻冬舎文庫)
- 森博嗣
- 幻冬舎 / 2014年12月4日発売
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私小説っぽい感じで、森先生がどのようにして今の森先生になったのかよくわかる内容でした。どこまでが真実でどこからが創作だったのでしょうね…。ファンとしてはとっても気になるところ…笑
2023年2月20日
- プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- レイモンドチャンドラー
- 早川書房 / 2018年9月5日発売
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チャンドラー作品六作目。あの有名な台詞はこちらに収録されていました。終始なにが起きているのかわからず…(中・終盤あたりでわかってくるので安心してくださいw)。しかし、独特な描写で読者を離さないチャンドラーはさすがだなと。訳もマッチしててとても好きだ。
2023年2月13日
- 神奈川宿 雷屋 (光文社文庫)
- 中島要
- 光文社 / 2022年8月9日発売
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初中島。〈幕末×本格推理〉のオビに惹かれ——確かに真相には驚いたし、それなりに引き込まれはしたものの・・この作品"だけの"特色とかは感じられなかったなぁ。
ただ探偵役・お実乃のキャラクタは好きだ(^^)
2023年2月5日
- 火村英生に捧げる犯罪 (文春文庫)
- 有栖川有栖
- 文藝春秋 / 2011年6月10日発売
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『表題作』での刑事たちの有栖川先生(作中の方)の評判にファンとしてニヤニヤが止まらない…笑 読後、タイトルの印象がガラッと変わると思う…笑笑
あとがきでも触れられていますが、先生ほどの名探偵が気づかないことなんてあるんですね。
わたしを含め、多くの読者がそう読んだと思います…笑
2023年2月5日
- 手のひらの京 (新潮文庫)
- 綿矢りさ
- 新潮社 / 2019年3月28日発売
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『背中』以来、綿矢作品二作目。九年振りくらいか…。四季の変化に合わせるように、三姉妹の日常も少しずつ変わっていく…。そんな彼女らに思いを重ね——視覚、聴覚等…あらゆる感覚に心地よく響く素敵な描写。日本語、そして四季の美しさを胸いっぱいに感じた一作。読み心地が抜群に良かった。星四つ半。
2023年1月30日
- カムパネルラ (創元SF文庫)
- 山田正紀
- 東京創元社 / 2019年2月28日発売
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初山田。途中まで実在した人物"宮沢賢治"とその著作『銀河鉄道の夜』がベースの歴史改変ものかとワクワクで読んでいたんだけど…なんて恐ろしい作品だったんだ、と仰天!?これは予想出来なかった…。
2023年2月5日
- Yの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫 Mク 1-2)
- エラリー・クイーン
- 東京創元社 / 2022年8月19日発売
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2023年1月27日
- ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社文庫)
- 森博嗣
- 講談社 / 2021年6月15日発売
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…もうね、何言ってもネタバレだし、うまく言葉に出来ない。ただ一言。最高でしたっ!!!
2023年1月22日
- 死ぬことと見つけたり(下) (新潮文庫)
- 隆慶一郎
- 新潮社 / 1994年8月30日発売
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初隆。…いや、これは凄いッ!?今まで読んだ時代小説の中でトップ(※マイベストは藤沢周平「蟬しぐれ」である。)に並ぶ大傑作。こんな作品が絶筆だなんて——完結していたら、間違いなく星五つ。今度は完結している作品を読みたい。
2023年1月19日
- 死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)
- 隆慶一郎
- 新潮社 / 1994年8月30日発売
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感想などは下巻にて。
2023年1月16日
- 2061年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
- アーサー・Cクラーク
- 早川書房 / 1995年3月15日発売
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『2010年』に続き、クラーク作品四作目。〈宇宙の旅〉第三部。わたしの想像力の乏しさにより、うまく映像化出来ず…なにがどうなっているかイマイチわからない——でも、でも、凄い作品!?であることはよくわかるのだ!
ちなみに【59】みたいなのが、わたしはいっちばん好きよ…笑
とても気になる終わり方だったので、次作の「3001年」がますます楽しみになった!!
2023年1月14日
- 魔女たちは眠りを守る (角川文庫)
- 村山早紀
- KADOKAWA / 2022年11月22日発売
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『百貨の魔法』に続き、村山作品二作目。ちょっぴり悲しくも、優しさ溢れる作品でほっこりしました。特に第5話「サンライズ・サンセット」が好き。
2023年1月8日
- ひょうたん (光文社時代小説文庫)
- 宇江佐真理
- 光文社 / 2009年3月12日発売
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『夜鳴きめし屋』に続き、宇江佐作品二作目。お鈴が作る料理がとにかく美味しそう。それに謎が舞い込む・小道具屋の鳳来堂。江戸時代の人々の暮らしが垣間見え、とても良かった(^^) 星四つ。
2022年10月23日
- 涼宮ハルヒの驚愕 (角川文庫)
- 谷川流
- KADOKAWA / 2019年5月24日発売
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谷川作品十作目。とうとうハルヒ全シリーズを読破しました!面白かった〜(^^) 確かに続編を期待するのもわかるラストでしたが、ここまでの方が私はいいと思います。読者の想像にお任せする感じが——。星五つ。
2022年10月23日
- 奇譚蒐集録: 弔い少女の鎮魂歌 (新潮文庫nex)
- 清水朔
- 新潮社 / 2018年10月27日発売
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初朔。職場の人のオススメ。作風は京極夏彦と三津田信三を足して割って、さらに+αした感じ・・でわかりますか?w
"辺境"の地で"謎の風習"があり"不可解"に人が消えていく・・こんなキーワードが好きな方は楽しめると思います(^^) うまく纏められない…。オビのある一言が余計…かな。星四つ半。
2023年1月8日
- 蜜色ラストセックス (双葉文庫)
- 乃坂希
- 双葉社 / 2019年12月11日発売
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初乃坂。えっちな表紙買い。情交相手は計五人。30代人妻、SM好き主婦、百合気味JD…他。熊のぬいぐるみのような悪魔、時代錯誤なオヤジギャグ等…突っ込みどころ満載ではあるが…。官能描写は勿論のこと、ストーリーテリングが本当に素晴らしい。男としては嬉しい結末も個人的には良かった!他作品もぜひ読んでみたい。
2023年1月8日
- 星の子 (朝日文庫)
- 今村夏子
- 朝日新聞出版 / 2019年12月6日発売
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初夏子。一番印象に残ったのは、春ちゃんの彼氏が壇上で言った台詞。【フレーズ参照】もうこんな純粋な気持ちはわたしの中から消えてしまいました…。淡々と綴られていく宗教家族(?)の日常に外からは何処か奇妙でイマイチに見えるかも知れないが、彼らはどうやら幸せのようだ。星三つ。
2022年12月9日
- 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)
- 小川一水
- 早川書房 / 2007年10月25日発売
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初一水。『卑弥呼』と聞いて相当期待したんだけど…思ってた程ではなかった。結局ETとはなんだったのだ?私は別の人類が造ったものだと思う…。オーヴィル(人工生命体)のサヤカへの想いは、紛れもなく愛だった。目の前の人を救うのか——はたまたそれらを見捨て、人類の未来を選ぶのか——よくある疑問だが、わたしは名もわからぬ人類より、目の前の大切なひとを救うことこそ未来を救うことに他ならないと思う。それにしてもオーヴィルの時空を越えた、長い長い闘いには言葉もないよ…。星三つ半。
2022年10月23日
- ストロベリーナイト (光文社文庫)
- 誉田哲也
- 光文社 / 2008年9月9日発売
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2022年10月23日
- 雪の断章 (創元推理文庫)
- 佐々木丸美
- 東京創元社 / 2008年12月21日発売
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初丸美。デビュー作ということで、作者の思いが溢れんばかりだが(笑)簡単に言ってしまうと——ある少女のシンデレラ・ストーリィですかね。かなり複雑ではありますが(笑)。タイトルにもあるように「雪」が少女の心や行動姿勢などに効果的に使われ、それプラス『森は生きている』という舞台の(童話のような)台本が上手く絡み合いなんとも言えない作品に仕上がっている。解説を読んでみると——ある少女とは丸美さん自身がベースのようだ。なぜデビュー作は自分自身を主人公としている場合が多いのだろう——"描く"という行為は自分自身を見つめ直すことと同義なのか…。星四つ半。
2022年10月21日
- 春雷 (祥伝社文庫)
- 葉室麟
- 祥伝社 / 2017年9月13日発売
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2022年10月1日
- ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)
- チャック・パラニューク
- 早川書房 / 2015年4月8日発売
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初パラニューク。少し期待したが、イマイチ…。頭のおかしいサイコ野郎の妄想話(?)のようだった…。星二つ。
2022年8月22日