握る男 (角川文庫)

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本棚登録 : 999
レビュー : 138
著者 :
prelude2777さん  未設定  読み終わった 

読書日数 14日

とある寿司屋で働く事になった主人公が、その他弟弟子から「この寿司屋を乗っ取ろう」と持ちかけられ、そこから怒涛の快進撃を続けていく27年間の壮絶な記録。

自分がのし上がっていくためには、ますマハに人の「キンタマ」(弱み)を握ることが重要で、そのための情報収集に余念を怠らない。こういう徹底した意識を持つ必要があるのだとゲソ(弟弟子)から教わる。

主人公も、それについていくことで段々権力の魔力に取り憑かれていくのだが、それがあまりにも凄くなりすぎていくと、人の弱さというか、疑心というか、そう言ったものに自分も支配されていってたんだと気付き、後悔の念にかられていく。

最後は「えっ!」という結末だったが、読んでいていろいろ考えされられた。

「何のために仕事をするのか」

これを読めば、そんなことを改めて考えるきっかけになると思う。

レビュー投稿日
2016年1月13日
読了日
2016年1月13日
本棚登録日
2016年1月13日
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