仇敵 (講談社文庫)

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本棚登録 : 1892
レビュー : 197
著者 :
制作 : 村上 貴史 
prelude2777さん  未設定  読み終わった 

読書日数 7日

「銀行ミステリー」の短編集。今作は主人公が「庶務行員」という立場の銀行員。

短編集でありながら、一つの物語になっているという、風変わりなものだった。

主人公がとある銀行員の庶務行員となったのは、以前勤めていた銀行で、巨悪な不正を暴こうと奮闘するが、逆に罠に嵌められその銀行を辞める羽目になったから。

そこで自分が「出世と名誉に明け暮れていた自分」に別れを告げ、ゆっくりと生きていく実感を得ていた。

そこで、とある事件をきっかけに、まだその不正をしていた常務が、のうのうと生き残っていたことがわかり、又、自分のライバルでもあった行員が、謎の自殺をしたということで、主人公が真相を突き止めようとする。

短編集でもあったので、エピソード自体は、基本的に短めでわかりやすいのは当然として、それが全体の事件とリンクしていくというのが、面白いと感じた。

レビュー投稿日
2015年9月3日
読了日
2015年9月3日
本棚登録日
2015年9月3日
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