読書時間 3時間40分 (読書日数 10日)
名作の一つと言われている「空飛ぶタイヤ」の後編
最後はやっぱり「大団円」を迎えるわけなんだが、そこまでに何度も「ダメかも」という場面が出てきて、感情が揺さぶられる。
主人公の会社に次々と襲ってくる、様々な出来事。それをじっと我慢しながらも「自分たちの仕事に誇りを持って」事故の原因を追究していく。
裁判というのは、どうしても長くなってしまうため気力も、そしてお金も時間も使っていくものだから、そこそこのところで妥協してしまうものだが、とにかく信念を貫く主人公の姿勢に共感を覚えた。
また、大企業なりではのエリートの思考に、ウンザリしながらも、やっぱり最後は「落ちていくものだ」と、再認識した。
「どれだけ回り道であったとしても、プライドと誇りをもって、自分に正直に、誠実に業務にあたること」
仕事というものはそういうものである。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月12日
- 読了日 : 2015年2月12日
- 本棚登録日 : 2015年2月12日
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