読書時間 4時間30分(読書日数 14日)
「半沢直樹シリーズ」でもお馴染みになった筆者の短編集。今春のドラマの原作本のようである。
「総務部特命」という特殊な部署の目からみた、銀行の悪しき体質や人間模様が描かれており、その「不正体質」に対して真っ向から立ち向かっていく「特命」のメンバーの「潔い正義感」によって真実を解明していく痛快な感じが、読んでいて引き込まれる感じだった。
短編だったので読みやすかったりもしたし、オチが結構考えさせられるもの(あえて、ここまでしか書いていない感じ?)になっているのもまた、新鮮な感じだった。
長編にはない魅力があり、「与えられた仕事を全うにこなす大切さ」といった、ビジネスマンとして至極当然なことを改めて考えさせられた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年4月29日
- 読了日 : 2014年4月29日
- 本棚登録日 : 2014年4月29日
みんなの感想をみる