何者 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2015年6月26日発売)
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読書日数 5日

4人大学生の男女が、自分のそれぞれの思いで就活をしていく中で「何者」になっていくのか向かい合いながら過ごしていくというストーリー。

主人公はとかく「他人を分析して、それを「自分ではない何者」になって批判する」といった、よくいる(私もそうかも)人間なのだが、そういった「他人を評価する」だけの人生を送っているようでは、結局は何者にもなれないということに気づき、最後には「自分はカッコが悪い」と認めて、それを今後に生かそうと前向きになっていく。

twitterの「裏アカウント」についての言及や、今の大学生の周りで巻き起こっている「就活」について勉強になった。こういった気持ちでつぶやくのかとかも、大いに参考になった。

「どんなに頑張っても『何者』にもなれない。自分でしかない、ダサいカッコ悪い自分を理想に近づけることしかできない」

この言葉が心に刺さった。他人を評価したり分析したりする時間を「自分を分析する時間にあてて」、考え続けて「自分がどうありたいのか」ということを毎日必死で考えていくこと。これが大事なのである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2015年8月18日
読了日 : 2015年8月18日
本棚登録日 : 2015年8月18日

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