色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年4月12日発売)
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読書時間 3時間 (日数 15日)

高校時代の仲よし5人組の一人であった多崎つくるが、大学のある時期をきっかけにのけものにされたために、揺れ動く葛藤と、そうなってしまったことへの解決を巡っていろいろな人間模様が垣間見える作品

あいかわらず、説明チックな情景描写ではあったが、難解なイメージはそれほどなく、読みやすかった。
ただ、オチがそういうことだったとはて感じで、なんともいえない気がしたが、それはそれで村上春樹という作家の持ち味でもあったのかもしれない。

この作品をきっかけとして、また読書をはじめられればいいかなと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年5月31日
読了日 : 2013年5月31日
本棚登録日 : 2013年5月31日

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