【第153回 芥川賞受賞作】火花

3.27
  • (422)
  • (1325)
  • (2054)
  • (641)
  • (136)
本棚登録 : 12586
レビュー : 1909
著者 :
prelude2777さん  未設定  読み終わった 

読書時間 3時間(読書日数 11日)

芸人として「お笑いと向き合うこと」や「人として生きるということ」ということに真剣に向き合っていくという青春群像劇

とある芸人が、漫才を通じて一人の先輩と出会い、弟子入りするところから物語が始まる。この先輩は相当破天荒な芸人なんだが「純粋に漫才師なんだ」という人物である。その先輩からは「俺の伝記を書け」と言われたため、毎日のように酒を飲み、語らいあいながら「笑いと生きていく」ということについて語り合いが続く。

最後には自分たちのコンビが事情により解散するが、その最後の漫才のシーンは感動的だった。でも、最後のオチが物凄い展開でびっくりはしたけど、それでも良かった。

筆者の「お笑い感」というものが、この物語を通して伝わってきたし、生き方の哲学も共感できるものが多かった。多分、筆者自身の身の回りに起こっていることを書いたのではないか?

筆者が文学好きだというのは、書きぶりでよくわかるが、それでもかなり読みやすい印象を受けた。

レビュー投稿日
2015年6月5日
読了日
2015年6月5日
本棚登録日
2015年6月5日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『【第153回 芥川賞受賞作】火花』のレビューをもっとみる

『【第153回 芥川賞受賞作】火花』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする