閃け!棋士に挑むコンピュータ

  • 梧桐書院 (2011年2月10日発売)
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感想 : 14
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読書時間 2時間(読書日数 6日)

2010年の秋に将棋ソフト「あから2010」に挑んだ清水市代プロの対局ドキュメントと裏側の取材から、将棋ソフト開発の本質と開発者の熱い思い、棋士たちの思考と将棋に向き合う姿勢を細やかな取材から書き記した著書

私も将棋はルール程度しか知らないが将棋の対局を見るのが好きである。定石とかもわからない中でも感動を感じる時があるのは「棋士が、ただ読むというのではなく、その時の空気や自分が置かれている状況や背負っているものなどを全てぶつけて一手一手を指している」からだったと分かった。

また169台のコンピュータを繋いでも人間の脳の方が上なのは、「人は、その知識と経験から不必要な情報を閃きにより取捨選択できる」からである。
コンピュータは全て(人間の中ではあり得ない事象まで)検索してしまうが、閃きというものを入れることができたら凄いことになりそうである。

ドキュメントというのは初めての経験だったので、読むのが相当難しかったが「自分がいろんな事柄を閃くためには、たくさんの知識と経験を入れなければならない」ということに気付きを得ることができただけでも良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年12月17日
読了日 : 2013年12月17日
本棚登録日 : 2013年12月17日

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