表彰制度

  • 東洋経済新報社 (2013年7月26日発売)
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感想 : 11
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読書時間 2時間40分(読書日数 8日)

日本表彰研究所代表でもある筆者が、企業の表彰制度のあり方について解説した本。
表彰制度がなぜ必要かについての解説、実践されている企業の取材レポート、そしてレポートからの総括と3部構成になっている。

【気になったポイント】
◯表彰というのが「成績のいいものを褒める」というだけではなく、「コツコツ頑張るものにもスポットをあてる」事も必要である。
◯トップだけで決める事も必要ではあるが、従業員にも決めさせる事で、褒め合うというアンテナがお互いに立ち、その結果コミュニケーションが取れる事にも繋がる。
◯表彰する際には、従業員全員と共有させる必要がある。その為には表彰式にも力を入れなければならない。そのセレモニーを見せる事で従業員全員のモチベーションにつなぐことができる。

表彰制度というのが「こういう切り口から考えるのか」という事を知る事が出来た。
自分は現状は一人で仕事をしてるので機会はないが、会社訪問する上で話のネタにできるなぁと思った。
人というのは「承認欲求」が多かれ少なかれ絶対にある。それをしっかりと理解していけば、簡単に仕事をやめたりするような文化にはならない。この現状を打破する選択肢の内に入ると思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2013年8月9日
読了日 : 2013年8月9日
本棚登録日 : 2013年8月5日

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