銀行仕置人 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2008年1月20日発売)
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感想 : 184
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読書日数 5日

今作も、テレビドラマの原作にもなっている(と言っても、一部だけであったが)

とある焦付き融資の責任を取る羽目となった主人公 黒部が、この裏に不正な金の流れがあったことが分かるが、その融資の決済をしてしまったがために、人事部扱いとなる。

だが、その人事部長の計らいで「臨店」という名目で、この不正を暴けと命じられる。

それからは、銀行での様々な問題点を解決していきながら、そこで信頼を寄せていく仲間からの情報により、自分が嵌められたことに気づく。

それを「銀行員」らしい追い詰め方で、不正を暴いていく。

最後は大団円なのはいつも通りだが、人事部長の力が及ばず、主人公の出向ご免れない事態になった時の主人公の考え方は、正に仕事をする上で、とても重要なことであり、また好きになった。

あと、逆に金に執着している人間の考えそうなことや、ヤミ金融に関する知識や、システム金融といった手口も説明されていて、勉強にもなった。

あと、不動産決済の場面も出てきたが、司法書士がやっていないという変わった場面だったので、興味深く読ませてもらった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年10月5日
読了日 : 2015年10月5日
本棚登録日 : 2015年10月5日

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