赤めだか (扶桑社文庫)

著者 :
  • 扶桑社 (2015年11月20日発売)
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読書日数 16日

落語家 立川談春のエッセイ集。17歳になってから真打ちになるまでの回顧録という感じで描いている。

このエッセイでは落語の世界とはどんな感じなのか、その落語協会を飛び出し立川流を新設して、弟子を育てていくという苦悩というか、それを通じての立川談志の「天才落語家」たる所以のことが、筆者の目線から描かれている。

また、その家元(談志)と過ごす前座時代に、とんでもない修行を与えられるのだが、そこでの同期(というか、仲間)とのやりとりから、生活の苦悩や、落語に対する向き合い方などが描かれていた。

自分はあまり落語に対しての知識はないのだが、立川談志の落語を何度か聴いたときに鳥肌が立ったことがあった記憶があり、また芸人としても破茶滅茶なイメージがあったので、どれだけ破天荒な人なのかと思っていたのだが、本当に落語を愛し、師匠を愛し、芸事を愛していた人だったんだと感じた。

落語の世界のわかりにくいところも、読みやすく解説されていて、入門的に読めるのではないかとも感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年3月22日
読了日 : 2016年3月22日
本棚登録日 : 2016年3月22日

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