読書時間 2時間30分(読書日数 8日)
起業と就職の両方を経験した筆者が、現在の日本の労働環境の矛盾に気づき、それに対して「脱社畜」という言葉を使って、これからの仕事に対する向き合い方を解説した本
この著書に書かれている内容は、今の「サラリーマン」や「派遣社員」「パート・アルバイト」として働いている方々なら、本当に「あるあるネタ」である。自分も就職した時は「何の疑問も持たずに」残業とかしてたし、それが貢献でもあると思っていたから。
ただ、それは使う側(雇用者)の問題で「残業するのが当たり前」とかになると「時間を窃盗していることと同じ」になる。こういう認識を持っている管理職の人たちか少ないと思う。
また、労働者側も勉強していないことが多いこともあって、いいようにこき使われているし、とくに「耐えることの美学」というものを強く言い過ぎているのではないか。
また「プライベートプロジェクト」をやるといいというが「ただでさえ、こき使われているのに、そんなこと出来るわけない」とか言う人も多いと思われる。
そこから自分が真剣に変われるかどうか。それがポイントだと思うし、そのためには「脱社畜」の考え方が持てるかが自分の今後の人生の幸せに繋がるのではないかと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年3月24日
- 読了日 : 2014年3月24日
- 本棚登録日 : 2014年3月24日
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