読書期間 7日(3時間) アウトプット2日(2時間)
読むのに日数がかかってしまったが、読み出すと止まらなかった。「驚異のイノベーション」の前作となる本。プレゼンテーションとはいったい何なのか。また、どのような考え方で、企画及び実演を行うのかといった内容。
<気になる要点>
人々の行動を変えるほどの印象残るかという意味において、文章と箇条書きはあまり役に立たない。
聴き手に訴えるのはストーリーである。スライドではない。
プレゼンテーションの対象が自分ではなく、聴衆にあることを忘れてはならない。
「大好きなことを見つけて欲しい。仕事というのは人生のかなりの部分を占めているわけだけど、本当に満足するには、すごい仕事だと信じることをするしか方法はない。そして、すごい仕事をするには、自分がすることを大好きになるしか方法はない。」
なんでもスライドに書いてしまうのは、プレゼンターとして怠慢以外の何物でもない。
結局、自分が夢中になれないのなら他人が夢中になってくれるはずがないのだ。
「頂点に立つ人は、努力が他人より多いという程度でもずっと多いという程度でもない。圧倒的に多いのだ」
<所感>
プレゼンテーションとは何かといった目線で書かれてはいるものの、これは「自分の思いや考えを相手に伝えるためにはどうすればいいのか?」ということにすべてあてはまる。お客様に説明する際に、自分はどうしても言葉を詰め込みすぎる癖があるので、これをいい機会に意識してコミュニケートしたい。「3点ルール」「ヘッドラインを意識」、そして何より「情熱をもって仕事に取り組む事の重要さ」を改めて感じさせていただいた。良い勉強になった。また読み返したい本になりそう。
- 感想投稿日 : 2011年11月14日
- 読了日 : 2011年11月14日
- 本棚登録日 : 2011年11月14日
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