読書時間30分(読書日数 1日)
司法書士花村大輔の事務所に、新人の菱川里美が入所するところから始まり、司法書士の仕事を「人間模様の側面から」紹介していくといった内容になっている。
まあ、流石にここまでドラマチックな展開は自分自身経験したことはないが、いわゆる「司法過疎地」ではありそうな感じの案件になっていて、そこでの司法書士の心構えがしっかりと垣間見たような気がする。
事案もとても身近なものから、震災などの災害に対する司法書士会全体としての活動内容にも触れられていて「司法書士のプロボノ活動の大切さ」といったものも紹介されていた。
司法書士の資格は終わってると揶揄されている中で、こういったものがしっかりと紹介されていれば、少なくとも私は「司法書士も捨てたものじゃない」と思ったし、そう感じて動いてくれる人間が一人でも増えていけばいいなぁと思った。
そんなに続編は期待出来ないが、テレビドラマにして欲しいなぁとも思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月5日
- 読了日 : 2014年8月5日
- 本棚登録日 : 2014年8月5日
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