ジャレド・ダイアモンドってそんなにいいのか?という疑問を解決すべく手に取った一冊。
内容としてはラディカルな人間否定が中心となっているように見えた。「人類はXXをしてきた」「我々はXXという過ちを繰り返してきた」という原罪をたっぷりと盛り込んだ感じで、この辺りはちょっと面倒くさいというか、なんだか「生きててスミマセン」みたいな印象をもたらす。なんか他に書き方なかったのか?と思う。
この自己否定感というか「全人類の自虐ネタ」の部分を除いてしまえば、内容としては進化生物学の本としてはダントツに読みやすく内容も濃い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年6月11日
- 読了日 : 2018年6月11日
- 本棚登録日 : 2018年6月8日
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