本屋で見かけて、気になっていた本。
ねこ好きさんへの本かと思いきや、あとがきを読んで、筆者の思いを知ると、違って見えてくる。
ねこ、という旅のテーマがあると、より楽しいだろうし、テーマを持つと、旅が積極性を増す気がする。
本の最後に日本のねこを持ってきているので、本当に旅先から帰国して、ほっとする感じを味わえる。
私はねこ好きではないし、建築や街並みをもっと写してほしいと思いながら読んだが、同時に、この本はこの形でいいのだろう、とも思う。
ただ、雰囲気を知るための尺度だとは思うが、「このまち一番の美人ねこ」とか「~度30%」とかいわれると、「なにをもってその数字?」と思ってしまう。また、読ませるためのものではないのだろうが、キャプションが読みづらい。
そういったちょこちょこ気になるところもある。
写真は、チュニジアのお皿ねこが好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年10月29日
- 読了日 : 2015年10月29日
- 本棚登録日 : 2015年10月29日
みんなの感想をみる