茅ヶ崎のてっちゃん (講談社文庫 か 104-1)

  • 講談社 (2008年2月1日発売)
3.67
  • (3)
  • (3)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 7

戦後でモノはない、贅沢もない時代。
当たり前であったけど、とても
心が豊かだった様に思います。

防空壕で知り合った母娘を8年おいたり・・・。

人々が助け合い暮らしていて
隠し事もなくお互いが介入し
生活していた一軒の家の物語。
他人が入っていて、今でいう複雑さは
あってもごく普通の感性を持っている
人達のどこか懐かしい暮らしぶりです。

てっちゃんの子供時代ですが、
両親と同世代。
その後、どんな風に青春を過ごし
大人になっていったのかが
気になる終わりでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年8月22日
読了日 : 2013年8月22日
本棚登録日 : 2013年8月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする