日本に帰化した著者が
母国中国の現状を憂いて書いた
中国の知られざる裏側。
薄々、気がついていたり
気になっていたことが
本書で暴かれていく。
2桁成長のGDPで語られる
新興経済大国・中国は
国内に内包する爆弾の多さが不気味だ。
隣国・北朝鮮が核爆弾を保有することも
十分に世界に恐怖を与えるが
中国が抱える不満分子が各地で
核融合の如く連鎖爆発を始めたら
手に負えない打撃を全世界にもたらすだろう。
日本のバブル期に似た異常な成長は
それ以上の破壊力をくすぶらせている。
ここに書かれていることは
本当に真実なのだろうか。
もし、真実であるならば…。
一読の価値あり。
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カテゴリ:
雑読
- 感想投稿日 : 2006年12月14日
- 本棚登録日 : 2006年12月14日
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