サブタイトルに惹かれて読み始めた。企業が利益の最大化を追求することは当然としても、常軌を逸した節税と経営者の報酬は行き過ぎ感を否めない。その経営者が成功者として多額の寄付をすることも目立つようになり、かつ、それほどの報酬を得るほどの職務だろうかと疑問に感じるミニ成功者がさらに山ほど存在するのが、例えば今のアメリカに見られる状況と感じてきた。日本の人事報酬制度は常に欧米社会の後を追ってきている状況を考えると、我が国でも同じような状況が顕著になる日は遠くないのではと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2023年6月25日
- 読了日 : 2023年6月24日
- 本棚登録日 : 2023年6月25日
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