久しぶりに永瀬隼介さんの作品を読みました。
面白かったです。
いざとなると逃げ腰になってしまうノンフィクションライターの小林、
引退した大物政治家の自伝小説のインタビューをするうちに、
その内容が国家を揺るがす、現総理大臣の犯罪に及び…。
国家権力に一庶民が挑む、スリリングな展開。
最後の対決の場面では「小林、負けるな!」
そう応援してました。
NEOのメンバーも、それぞれ味があって良かったので、
続編があったらいいなと思います。
戦争を知らない世代が国会議員となり、世の中を動かす。
権力が暴走することの恐ろしさ、
「国家を守る」とはどういうことなのか、
考えさせられました。
まさに政治家の資質が問われている今、妙にリアルで…。
そして小説の中の事とは言わず、
マスコミの姿勢も、ぜひこうあって欲しいです。
”この物語はフィクションです。”
そう…本当にフィクションであって欲しいと願いながら本を閉じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
な行
- 感想投稿日 : 2016年6月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年6月22日
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コメント 4件
azu-azumyさんのコメント
2016/06/24
杜のうさこさんのコメント
2016/06/25
koshoujiさんのコメント
2016/06/26
杜のうさこさんのコメント
2016/06/26