チルドレン (講談社文庫 い 111-1)

著者 :
  • 講談社 (2007年5月15日発売)
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本棚登録 : 35898
感想 : 2880
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続編を読むために再読。

あぁ、思い出しました。陣内のこの感じ!
騒がしくて、ふざけたことばかり言っていて、
からまれている少年を、いきなり殴るなんてありえないでしょ(笑)!
前も「侏儒の言葉」と「トイレの落書き編」を読みたいと思ったんだっけ。
今回も、支店長をハゲと言った犯人(行員?)のその後が妙に気になります。

「かわいそうに…」と通りすがりの人にお金をもらった盲目の永瀬に、
「俺もお金が欲しいのに、お前だけずるい」と、陣内が怒った場面と、
永瀬に「一緒に服を選んで」と声をかける鴨居のエピソードが好きです。
ハンデを背負った人を、かわいそうだと決めつけないこと。
一見無神経に思えるような行動が、優しさにつながることってあるんですよね。

そして、自分なりのルールというか、ぶれない陣内が羨ましいです。
それに振り回される周りの人は、大変なのかもしれないけど…(笑)
どうか陣内は陣内のままでいて下さい。

「人間はな、縛られてたってな、飛ぶことくらいできるんだよ」
この陣内の言葉が大好きです。
最後、くまさんの着ぐるみ姿の陣内が走り去る姿に、
ほっこりとして本を閉じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: あ行
感想投稿日 : 2018年6月6日
読了日 : 2018年1月31日
本棚登録日 : 2018年5月28日

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