本を守ろうとする猫の話

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本棚登録 : 1399
レビュー : 188
著者 :
杜のうさこさん な行   読み終わった 

あなたにとって「本」とは何ですか。
と問いただされたような気がしました。

書店の主だった祖父が亡くなり、
空ろな日々を過ごしていた林太郎の目の前に、突然現れた一匹の猫。
「本を救ってほしい」というトラに連れられて、
迷宮に入り込んだ林太郎が見たものは───


”本には大きな力がある。けれどもそれはあくまで本の力であって、お前の力ではない。
いくら知識を詰め込んでも、自分の足で歩かなければそれはただの借り物。
お前はただの物知りになりたいのか。”
林太郎の祖父の言っていたことが、深く胸に突き刺さる。

一冊々、大事に読もうと心がけてはいても、
読みたい本がありすぎて、毎日新しい本を読むことに追われ、
めったに一度読んだ本を読み返すことがなくなった。
大切な一冊を、何度も読み返しながら、ゆったりと物語の世界に身を置く。
そんな読書ができたらいいのに。
そして、そのひざの上に柔らかいモフモフちゃんがいてくれたらもっといいなぁ。

ちなみに、本に囲まれちょこんと座っている表紙のネコちゃん。
この子があの何やら生意気なトラ?
ちょっと可愛すぎ?
トラ、ごめん!(笑)

レビュー投稿日
2017年11月11日
読了日
2017年7月
本棚登録日
2017年10月21日
15
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