著者が亡くなった後にブログを発見して読み、書籍を著者の希望もあって両親が出版したとのことなので、読んでみました。
ブログをそのまま(著者の趣味のゲームやフィギュアのレビューは所々割愛されてるけど)書籍化し、前後に両親のコメントが添えられているものですが、すごく読み応えがありました。
生き様も素晴らしいけど、
死に様も素晴らしすぎる。
そう思いました。
どうしてこういう人が病気になって早すぎる死を迎えることになってしまうのだろう。それとも病気が先で、神様がそれに耐えうる精神を与えたのか。でも著者が何度も書いているように、この本を読んでいると神様って本当にいるのだろうか、と思ってしまう。
もっともっと命が続いていたなら、もっともっと素晴らしい本か何かしらの作品を自らの手で遺せたのだろうな。
場所は違えど、同じ病気で家族を亡くした経験のある私には、もちろん全てが理解出来るなどとは本人ではないので言えないけれども、すごく感銘を受けました。
彼が生きているうちにブログ見つけてコメントしてみたかったな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
闘病
- 感想投稿日 : 2011年12月21日
- 読了日 : 2011年12月21日
- 本棚登録日 : 2011年12月21日
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