人は言葉なくしては理解しえないことを痛切に感じさせる一冊.
ポツダム宣言を黙殺すると鈴木貫太郎首相は公の場でいった.国民総動員態勢の中で,決死の覚悟を強いていた国内状況を踏まえると,静観するといいたかったのを強気の表現で言いたかったのだ.しかし,連合国はneglectと黙殺を翻訳した.結果は原爆投下につながったのである.
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- 感想投稿日 : 2005年4月30日
- 本棚登録日 : 2005年4月30日
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