八月の路上に捨てる

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年8月26日発売)
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本棚登録 : 1371
感想 : 305
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読みやすそうだと思って手にとりました。予想通りのサラッと感でした。要は、すぐに読めてしまうあっさりとしたもの(=図書館や人に借りて読むもの)だということです。「ぎぶそん」や「ミカ」などの児童文学の印象が強かったのでまた違った感じで面白いです。人と人との関係、やり取りが好きです。表題作よりも一緒に掲載されている作品の方が好きでした。あったかみとか、さりげなさ、とか。カーテンが風で波のようにふわり、となっているところの床に寝転んでみたいと思いました。(なんていう感想だ・・・)この場面がいいと思ったから。とにかく、可もなく不可もなくさらり、と読むにはいい本でしたので★3つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2007年5月8日
読了日 : 2007年5月8日
本棚登録日 : 2007年5月8日

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