2014年・名古屋大学理学部1年生が知り合いの老婦人を殺害した事件をまとめたもの。
なぜ、女子大生は事件を起こしたのか?に焦点を当てて、その人生の背景や、他の快楽殺人事件を比較しながらその姿を浮き彫りにしているというもの。
親が冷たかったとか、友人にからかわれたから、孤独だったから、薬物が好きだったから、殺人者に憧れていたから…
なんてことを挙げながら理由を探っているのだけど、結局最後まで事件の真相はわからずな感じにまとまっています。
まあそりゃそうなんだよね。
たぶんこの事件って本人も殺害した理由がわかってなかったんだと思う。
そのままなんとなくタイトル通りの気持ちだったんじゃないかな。
だからこそ、それが一番怖いんだけど。
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- 感想投稿日 : 2017年8月5日
- 読了日 : 2017年8月5日
- 本棚登録日 : 2017年8月5日
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