人って、みな最初は石ころだもの (一般書)

3.85
  • (7)
  • (9)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 92
レビュー : 7
著者 :
pyg1013さん  未設定  読み終わった 

●自分の人生を考えるときにね、
どこかで自分を見てくれている人がいる
と信じるだけで
ちゃんと生きようという意欲が沸いてくる。
どこかに自分を必要としている人がいる
と信じるだけで行動力が盛んになる。
この2つを素直に信じていければ
人生は必ず価値高きものになるよ。

●運が悪いと嘆く人は
誰でも打てる球を待っている打者に似ている。
世間はそんな球を放ってくるほど甘くない。
放ってくるのは打ちづらい球で、
それを見送っていては永久に運は掴めない。
打って初めて運不運が分かれる。
運があればヒットになり、
なければアウトになるだけのことである。

●1回こっきりの人生だから
これ一本でいくと賭けたことに挫折したのか、
なるほど。
でも、人生は一回でもその道程は長いじゃないか。
挫折はね、靴を一足履き潰しただけなの。
一足だけですまそうなんて人生が怒るよ。
さぁ、新しい靴を履いてまた目指そうよ。
それが生きるということなんだ。

●何かを切り開いていく人生も、
その人のあとに従う人生も、
それぞれの生き方なんだ。
どっちがよくてどっちが悪いということはない。
でも、従う人には
先を切り開いていく人がもし倒れたら
代わって切り開いていく覚悟がほしい。
つまり、人は何をやるにしても
思わぬ場面での覚悟がいるということなの。

●人生の歩みはゆっくりでいいの。
どうせ急流のように急いでも
とうとうと流れる大河に呑み込まれる。
その大河で時間をかけて
何を得てどんな役割を果たしていくかが
それぞれの人生だもの。
急いじゃ駄目なんだって。

●三日坊主を恥じることはない。
何かを発心し短期間でも継続できたのだから、
それだけのものを得ている。
これからの人生のどこかでそれは役に立ち、
新たに学ぼうとすることの基礎になる。
また、その繰り返しの中で
ライフワークに巡り合うことさえある。
三日坊主は意欲盛んな証拠である。

●若いうちはね、誰だって自分のことがよく解らないもんだよ。
でも、本気の恋をすると、本物の自分が表れてくる。
たとえ実らぬ恋であっても、
少しでも自分が解ったのならよしとしよう。
さらにもっといい恋をすればね、
その本物の自分が磨かれるの。

●愛し合うという行為は
お互いの心を預け合うことである。
おそらくそれは
生まれてくる目的の大きな部分を占めている。
破局を迎えれば返された心に深い傷跡が残る。
それは新たな愛でも癒えるが、
人生を展開させるバネにもなって
その人の可能性を大きく高めてくれる。
愛のない人生は砂漠を歩くのに等しい。

●結婚してもね、
それぞれの人生は別物なんだよ。
一つにすることはできないんだ。
ただ、それぞれの人生を乗せて
ともに目的地に向かう軌道を作ることはできる。
愛はね、その軌道作りに欠かせないものなの。

●波に乗っているときは
誰でもイケイケで押しまくろうとする。
周りもその人を神輿にしてあやかろうとする。
でも、その人を真に思っている人は
担ぐ仲間には入らない。
勢いづいて進むことがもたらす変化に
どう対応するかを考えている。
問題は神輿にされた人が
この人の慧眼(けいがん)に気づくかどうかである。

●支えるというのはね、
相手の懐深くに入ることなの。
外見だけでは見えなかったものが
嫌でもよく見える。
その人が隠していたかった負の部分も
はっきり解る。
そういうものも含めて好きになる。
でないと、本気で支えるなんてできないよ。

●人望とは
見えない所で
自分の利ではないことを黙々とやり抜く人。
意外と他人にはその人が見えるものです。
人望はそこから生まれます。

●今、大切にしているものはあるだろうか。
これから大切にしたいものはあるだろうか。
今はないけど、
大切にしたいものを見つけたいだろうか。
この3つの気持ちのうちの一つでもあれば
あなたは自分を大切にする人です。
自信を持っていいですよ。

●一生、自分とはつきあわなければならないからね。
自分を嫌いで通すのはしんどいよ。
自分のいいところを見つけてみようか。
貴方が目を向けないだけで必ずあるんだから。

●5歳のとき耳を悪くして
音感が養えず音痴になった。
以来、それが引け目で
音楽の実技試験は欠席を続けたの。
大人になってカラオケが流行して
開き直って歌ったら、
お前にしか歌えないと大いにうけた。
そうか、内に隠しておくから劣等感で、
外にさらけ出せば個性になるんだと悟ったね。

●実は欠点はね、
将来の長所がいっとき世を忍ぶ仮の姿なの。
だから、みんな本当の姿になろうと努力するだろ。
もしいつまでも仮の姿だったら
努力を怠ってきたんだよ。

●ここが耐え忍ぶときだと解る人は、
機を見るに敏な人が多いよ。
解らない人は徒労を続けて疲れ果て
肝心の機を見逃している。
耐え忍ぶというのはね、
逆境のときにはあがかず、
知識情報を吸収して余力を蓄え、
好機と見たら
すかさず飛び出せるバネを養うことなの。

●幸せになろうと何かを目指し、
世間から賞賛される成功を収めるのもすばらしい。
でも、日々の暮らしの中で思いがけなく出会った
人、物、事柄に心をときめかせ、
一瞬、幸せに浸るのもまた素晴らしい。
折々に生まれて行き過ぎる小さな幸せが
人生に潤いをもたらしてくれる。

●座右の銘は「いまが出発点」。
何かで失敗したときによく呟いています。
失敗した時点を出発点と考えると、落胆が少なく
自分のその呟きに背中を押されるんですね。

レビュー投稿日
2015年9月27日
読了日
2015年9月27日
本棚登録日
2015年9月27日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『人って、みな最初は石ころだもの (一般書...』のレビューをもっとみる

『人って、みな最初は石ころだもの (一般書)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする