子供の時に読んだことがあるくらいだが、
当時もロビンソンの無人島生活を
わくわくしながら読んだ。
特に自分の住処を作るあたりが子供心に
非常に面白く読んでいた覚えがある。
今回この完訳本を読んでみたが、
当時読んでいた少年向けのものが
どれだけ省略されていたのかがよくわかる。
特に大きく違うのは、
ロビンソンの宗教観というものが、
要所で記述されていることだろう。
確かに少年向けにする際にはこの部分を省くよなぁとは思う。
また、序盤が大きく付加されており、
こんな話だったっけと戸惑う。
一度奴隷にされた箇所とか無かったような記憶がある。
また、解説を読み、当時の世俗と合わせて
そういう見方があるのかと。
もし、大人になってから読み直すならこの本はお薦め。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年3月23日
- 読了日 : 2014年3月22日
- 本棚登録日 : 2014年3月22日
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