アンクル・トムの小屋: 新訳

  • 明石書店 (1998年10月1日発売)
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本棚登録 : 70
感想 : 9
3

長い。こんな長い話だとは思わなかった。
けれどもそれが苦にならない内容だった。

色々と悲惨な場面はあるが、
やはり家族同士、特に子供と母親が離れ離れになるのは
読んでいて非常につらいものがある。

原文がそもそもそうなのかもしれないが、
訳文が淡々としていてちょっと違和感。

解説が結構面白い。
アンクル・トムが黒人のステレオタイプとなってしまった
という批判もあったというのは見方として興味深い。
もちろん、それはこの作品の価値を落とすものでは全くないのだが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年5月22日
読了日 : 2014年5月22日
本棚登録日 : 2014年5月19日

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