足の裏に影はあるか? ないか? 哲学随想

著者 :
  • 朝日出版社 (2009年4月1日発売)
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本棚登録 : 148
感想 : 20
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2010年度名古屋大学入試問題に出題されている。

すべての二項を無意味化してしまう。そこには、何モノでもない、ただ何かが存在しているだけ。常に内側は外側に従属しているし、外側は内側に規定されている。マトリョーシカの内側にも外側になれる。物事のある部分をマクロ的に見ると、すべての枠組みは無くなる。村上春樹風に言うと、「その偶然は必然だ」というところだろうか?

個人的には予備校講師の「ルサンチマン」のくだりが面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年4月29日
読了日 : 2010年4月29日
本棚登録日 : 2010年4月29日

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