Whistle for Willie (Picture Puffins)

著者 :
  • Puffin Books (1977年2月24日発売)
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感想 : 5
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口笛を吹きたくてたまらないPeterが偶然口笛を吹けるようになるまでのお話。

といってもこれといった物語はなく、実際にありそうな日常生活の一場面や、いかにも幼い子どもたちがしそうな行動が活写される。そこがいい。

例えば隠れていた段ボールから出て歩いて家に帰るまでずっと道にチョークで線を引き続けるとか、自分の影からどうにかして離れようとするところとか、口笛を練習するうちにむやみにぐるぐる回り出すところとか。またPeterの絵がかわいい。

Peterは段ボールに隠れてそこから犬のWillieに口笛を吹いて不思議がらせたい。
それが実現したとき、Willieがただ嬉しそうにPeterに駆け寄ってくるだけ、というのもいい。

絵もエズラ・ジャック・キーツが描いている。何より背景の図柄と色使いのデザイン感覚がすごく好き。室内の壁紙の植物柄も好きだけど、レンガのデザインがなんともあったかい。ピンクを背景に、そこへ平筆で白やオレンジや黄色、茶、赤などの色を置いてレンガとしてある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2023年3月6日
読了日 : 2023年3月6日
本棚登録日 : 2023年3月6日

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