Finding Winnie: The True Story of the World's Most Famous Bear (Caldecott Medal Winner)

著者 :
  • Little, Brown Books for Young Readers (2015年10月20日発売)
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感想 : 5
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何の前情報もなく読んだ。「世界でもっとも有名なクマ」と書いてあるのにピンともこなかった。

幼い男の子Coleはお母さんに、「お話してくれる?」と眠る前のお話をせがむ。
そこでお母さんは、少年が生まれる約100年ほど前の、熊にまつわる実話を話してやる。

主人公はWinnipegに暮らしていたHarry Colebournという獣医。
(ここでColeつながりでこの少年とこの獣医にはつながりがあるなとは見当がついた)

Harryは戦争に行くことになる。その道中の駅で、彼は捕らえられた一頭の子グマを見つける。彼は迷ったあげく、20ドルもだして子グマを買い取る。

HarryはそのクマをWinnieと名付けて任地まで連れていき、世話してやる。他の仲間もせっせと食べ物を運んでくる。

ところが、いよいよ前線に行かなければならなくなり、彼はやむなくロンドン動物園にWinnieを預けることにした。
ここでHarryとWinnieの物語が終わる。

が、ん?なんか別の物語が始まったぞ。
Winnie-the-PoohとChristopher Robin Milneという名前がすぐに出てきて、マジか、と思わずつぶやいた。

ロンドン動物園を父と訪れた、クマのぬいぐるみが好きなChristopherは、Winnieと出会い(意気投合し?)、柵のなかに入ってWinnieとなかよく遊びさえする(実際のその写真が本書には載っている!) 。
それを見ていた少年の父親の名前は、Alan Alexander Milneといった。

そしてさらに、本書の作者がHarryの孫であることが明かされる(ここでまた、マジか、がでた)。
巻末にアルバムがついていて、HarryとWinnie、そしてChristopherとWinnieの写真を見たらまんまと泣かされそうになった。

他にもプーさんの物語誕生に関する絵本が出てるみたいだから有名な話なんだろうけど、何も知らなくて得した。めちゃくちゃ楽しめた。A.A.ミルンの息子って、クリストファー・ロビンっていうんだ。それすら知らなかった。あーびっくりした。
プーさん、読んでみたくなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2022年3月25日
読了日 : 2022年3月25日
本棚登録日 : 2022年3月25日

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コメント 3件

ahddamsさんのコメント
2022/03/25

ouiさん
突然のコメント失礼します!
自分が以前読んだ『プーさんの戦争』という児童書と"Finding Winnie"の画風が同一だったので調べたらやはり同じ作者で思わず反応してしまいました笑 レビューも拝読し、ouiさんのように英語という別の角度からプーさんの起源を探りたくなりました。

『プーさんの戦争』ではWinnieが森でお母さんグマと暮らしていた頃から始まります。ただChristpher Robinとのエピソードが少し物足りなかった気がするので、今度は本書にも触れていきたいと思います^ ^

思いがけない、素敵な発見をもたらしてくださり有難うございました!

ouiさんのコメント
2022/03/25

ahddamsさん
ありがとうございます!ほんとだ、イラストレーターも同じですね。F.W.より長くて詳しそう。探して読んでみます!

ところでクリストファー・ロビン関係といえば、サイモン・カーティス監督の「グッバイ・クリストファー・ロビン」はご覧になりましたか?
もし未見ならahddamsさんも観てみませんか?笑
私はF.W.でがぜん興味がわいて、近々観ようかと思ってるところです。

ahddamsさんのコメント
2022/03/25

ouiさん
ぜひぜひお楽しみください♪『プーさんの戦争』はWinnie目線なので、また別の発見があるかもしれません^ ^

実はあの後ディズニー映画の方(『プーと大人になった僕』)を観ていて、『グッバイ〜』の事は知りませんでした汗 いま予告編を観ましたが、個人的にディズニーよりも好みかもしれません…!
観れた暁には映画作品用のアカウントcinemahddamsに感想を書きます。ouiさんの感想も楽しみにしています♪

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