島に使っていいものか分からないが、垂涎ものである。
直島は遠いなあ。でも一度は絶対行ってみたい。と思いつつ。
モネの「睡蓮の池」に、
李禹煥美術館に、
宮島達男の家プロジェクトに、
杉本博司の護王神社に、
草間彌生のかぼちゃに、
大竹伸朗の銭湯に、
さらには豊島に犬島にと、てんこもり。
安藤忠雄と三分一博志の建築も忘れちゃならない。
ミーハーにはたまらない。
かたや、こんなアートの島に暮らすのはどんな気持ちだろうと妄想しだすと、だんだんそっちにも興味が湧いてきて、長期間滞在して島民の目線で直島を眺めてみたくなった。
きっと夢みたいな生活だろうな、とは思わない。きっと表にはでないあれやこれやの問題や、意外な楽しみなどがあって、そういう当事者しか知ることのできない細部を知りたい。
などなど本書を読みながらあれこれ妄想はエスカレートしそれだけでお腹いっぱいにならなくもない。
おまけに、実際には展示してないアーティスト(ヤン・ファーブルとかウォルフガング・ライプとか)の作品まで頭のなかで島に展示しはじめる始末で、だんだん脳内アートフェスティヴァルみたいになってきた。
何か知らないけど、楽しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
美術・デザイン
- 感想投稿日 : 2022年11月25日
- 読了日 : 2022年11月25日
- 本棚登録日 : 2022年11月25日
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