グレン・グールド: 未来のピアニスト (ちくま文庫)

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本棚登録 : 50
レビュー : 4
ouiさん 音楽   読み終わった 

グールドファンにはたまらない。本書はとくに、グールドがコンサートピアニストを引退して、スタジオピアニストになるまでをかなり詳細に追っている。
グールド研究書は数多あるけれど、本書を読むに当たっての醍醐味は、著者自身がピアニストである点。
さらに、グールドファンが書いた研究書が多い中、著者はさしてファンでもなく、残された音源を客観的かつ批評的に分析している点だろうか。
自分はこれまで、グールドを「クールな」ピアニストとしてだけ聴いてきたが、本書では、グールドが実は「ロマンティックな」ピアニストでもあったという事実がていねいに炙りだされていて面白かった。また新たな一面からグールドを聞きなおすことができそうだ。

レビュー投稿日
2015年6月14日
読了日
2015年6月14日
本棚登録日
2015年6月12日
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