ジェーン・エア(下) (新潮文庫)

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本棚登録 : 12
レビュー : 2
ouiさん 小説・詩   読み終わった 

とにかくキリスト教の神や聖書への言及が多い。
ロチェスター氏の狂った妻が死に、腕と視力を失い、それ相応の天罰を受けた後で、ジェインは突如、彼の人生をずっと支えていく決心をする。

それはまるで、彼女が待ち望んでいたような天罰であるような気がして、読後、芯から背筋が寒くなった。

男性である主人に支配されるのではなく、あれだけ自由を欲していたジェインが身体的不自由におちいった主人に仕えることを決心するというこのぞっとするような公平という概念。言葉は悪いかもしれないけれど、極上のホラーだと思った。

レビュー投稿日
2020年9月14日
読了日
2020年9月17日
本棚登録日
2020年9月11日
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